マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展「印象、日の出」から「睡蓮」まで

台東区 東京都美術館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2015年9月19日(土)~12月13日(日)

クロード・モネ(1840〜1926)は、1883年にパリからジヴェルニーに移り、86歳で亡くなるまで生涯の大部分をこの地で過ごした。最期まで手元に残していた自身の作品88点やコレクション58点は、家とともに次男ミシェルが継承し、1966年ミシェルの死去により、既に「印象派」という名の由来となったモネの作品《印象、日の出》(1872年)を寄贈されていたマルモッタン美術館に全て遺贈され、館の名も「マルモッタン・モネ美術館」と改められた。今展では、モネ最期のコレクションを中心に約90点を紹介するが、「収集家としてのモネ」のコーナーで展示されるドラクロワ、ブーダン、ピサロ、ロダン、シニャックらの作品21点が興味深い。また、印象派の最初のコレクターの一人だったジョルジュ・ド・ベリオ医師のコレクションより《印象、日の出》[9月19日〜10月18日]、《ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅》[10月20日〜12月13日]が特別出展される。

福岡市美術館 2015年12月22日(火)〜2016年2月21日(日)
京都市美術館 2016年3月1日(火)〜5月8日(日)
新潟県立近代美術館 2016年6月4日(土)〜8月21日(日)